[伊勢木綿×ワックスコットン]で作るブッシュクラフトキャップ
- komorebi
- 2020年7月3日
- 読了時間: 3分
英国のアウトドアウェアブランドBarbour、オイルドジャケットが有名だが、その生地を提供している1880年工場設立の老舗の織物メーカーBRITISH MILLERAIN

ワックスを蓄えたコットン100%の雰囲気の生地
『ワックスコットン』
そして
ブッシュクラフトのメインフィールドとしてお世話になっている
三重県の伝統工芸の生地

『伊勢木綿』
伊勢木綿を織る織り屋は
日本には1社しか残っておらず
昔ながらの豊田織り機を使い生地を織り続けている

江戸時代中期創業で
時代の変化に合わせながら
近年はモダンな模様の生地を織り
とてもおしゃれで肌触りよく
某有名セレクトショップが商品に使ったりしている。
双方、100年以上の歴史を持つ会社であるが
この2つを使ってブッシュクラフト被る帽子を作っている
なぜこの生地なのか?
伊勢木綿は
メインフィールドのWOODsLANDMioキャンプ場のオーナーが
地方創生、つまり町おこしや地域活性の活動をされており
会話をしている最中
伊勢木綿について肌触りの良さや柔らかさなど
熱く話されており
その伊勢木綿の話に私が興味を持ったのが始まりである。
一方
ワックスコットンであるが
英国の漁師や水夫が海が荒れた中
過酷な環境で作業するために、
オイルを染み込ませて防水、防寒性に富んだ服を作り上げました。
これがワックスコットンの発祥とされています。
(正式にはワックスドコットンまたはオイルドコットンと言います)

Barbourへ提供されていくようになりました。
そんなワックスコットンを表生地に
裏に肌触りがよく、おしゃれな柄の伊勢木綿を使ったら
すごくいい帽子ができると思ったわけです。
単なる思いつきです。
ただ、はっきり言って双方ともとても贅沢な生地を使っています
作ろうと思ったのはいいものの
そのコストゆえ個人で大量に作ることは難しく
職人さんに直接交渉で無理やり頼み込み、
双方の生地に興味を持ってくれ、コロナで仕事がなくなっていることもあり
とんでもない小ロットで作ってもらうことを約束してくれた。
そのサンプルのブッシュクラフトキャップがこちらです。
表生地
ブラック
ネイビー
ブルー
ブラウン





サイズ調整の革パーツにはナチュラルな本革を使用
真鍮のギボシで留めるとゆうおしゃれなスタイル
このシステムで留めるサイズ調整は中々ないのではないかと思います
とてもブッシュクラフトぽさが出ていて個人的にすごく気に入っているポイントです
サンプルでは伊勢木綿の柄は2種類使っているが
本生産では1色ずつ柄を変えていくように変更予定




ブッシュクラフトぽく山の中で焚火しつつ撮影しました
*撮影地協力:WOODsLANDMio
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